さらに、メリットやデメリット、おすすめの取引所も説明していきます。
「仮想通貨の積立投資を始めたけど、お金を増やす方法がないかなあ」
「仮想通貨を買う以外で増やす方法があるんだったら、知りたいなあ」
という悩みありますよね？
仮想通貨のレンディングは特別な知識も必要なく、貸し出すことで利子相当の仮想通貨を得ることができます。
この記事では仮想通貨のレンディングについてやメリット・デメリット、レンディングにおすすめの取引所を紹介しています。
所有している仮想通貨を貸し出すと、高利率で仮想通貨が増えていくので、ぜひレンディングを利用してみてください。
- 積立投資をしている仮想通貨をさらに増やしたい人
- 仮想通貨を買う以外で増やしたい人
- 仮想通貨のレンディングについて知りたい人
- 仮想通貨のレンディングをやってみたい人
レンディングは仮想通貨を貸して、利子を得る
レンディングとは「株や債券などの保有有価証券を証券会社等に貸し付けることで、報酬として利子を得る仕組み」です。
ある意味、銀行にお金を預けているのもレンディングになります。
銀行口座に預金することで、金利を得ています。
仮想通貨のレンディングは「仮想通貨を貸すことで、利子として仮想通貨を得る仕組み」です。
貸暗号資産の期間や最低預入量、利率などは暗号資産取引所で異なります。
一般的な仮想通貨のレンディングの利率は1~5%です。
今回紹介するビットレンディングは2022年10月11日時点の利率は8% になります。
レンディングで不労所得を得る
突然ですが、キャピタルゲインとインカムゲインという考え方があります。
キャピタルゲインは株式や債券など、保有している資産を売却することにで得られる収益です。
一方、インカムゲインは株式や債券などの資産を保有することで得られる収益です。
基本的に仮想通貨をただ保有しているだけでは、インカムゲインを得ることはできません。
ただし、ステーキング対象の仮想通貨を保有しているとインカムゲインを得られますが、保有していないと得られません。
そうなると、仮想通貨を売買することでしか、キャピタルゲインという収益を得ることができません。
ただ仮想通貨をもっているだけで、増えていかないのはもったいないです。
そこで、売買せず長期保有を前提とするなら、レンディングを活用したほうがいいです。
レンディングを扱っている取引所もしくは、運営もとに仮想通貨を貸すことで、利子に相当する仮想通貨を受けることでインカムゲインを得ることができます。
メリット
メリットは次の3つになります。
- 銀行よりも利回りが高い
- 手間がかからない
- 難しい知識が必要ない
ひとつずつ紹介していきます。
銀行よりも利回りが高い
銀行に現金を預けても、金利は1%未満なので、微々たるお金しか増えていきません。
たしかに銀行に現金を預け続けるのはとても楽です。
しかし、ただ預けるだけではお金は増えていきません。
仮想通貨ならば取引所や仮想通貨の銘柄によりますが、5~10%ととても高い利率になります。
しかも、ただ仮想通貨を貸すだけで、高い利子を受け取れるので、とくに難しい手続きも必要ありません。
手間がかからない
仮想通貨のレンディングをするのに余計な手続きをする必要はないので、手間がかかりません。
取引所にレンディングの申請を出して、承認されればレンディングが開始されます。
そして、レンディング用の口座に仮想通貨を送金したら、レンディングが開始されます。
取引所によっては、レンディング用の口座を開設する必要はありますが、とても簡単ですぐ終わります。
貸し出しが開始されればほっておくだけなので、あとは放置しましょう。
ほったらかしで仮想通貨が増えていくのでいいですね。
難しい知識が必要ない
仮想通貨のレンディングをするのに、難しい知識は必要ありません。
仮想通貨のレンディングについてや貸し出し中は動かすことができないということを、知っていればいいと思います。
仮想通貨のトレーディング用のチャートの見方や売買のタイミングについて知識をつける必要はあります。
レンディングはそういった知識が必要なく、貸し出すだけで増えていくので、難しい知識を必要としません。
デメリット
デメリットは次の4つになります。
- いつでも貸し付けできるとは限らない
- 価格変動で価格が下がる可能性がある
- 一度預けたら、貸出期間内でやめれない
- 取引所が倒産する可能性がある
ひとつずつ紹介していきます。
いつでも貸し付けできるとは限らない
さあ、レンディングを始めようと思っても、すぐ始められるわけではありません。
当然、借りたい人がいて、貸し出すことができます。
取引所によっては、貸し出しを募集していない仮想通貨があったり、申請しても、貸し出せないということはあります。
価格変動で価格が下がる可能性がある
仮想通貨のデメリットとして、価格変動が大きいです。
貸し出しているときに価格が大きく変動して、買ったときの値段よりも損をする可能性があります。
レンディングで得られた仮想通貨を含めて損をしてしまうかもしれません。
私の個人的な意見ですが、余剰資金かつ積立投資が前提ならば気にする必要はないかと思います。
余剰資金はなくなってもいいお金なので、だめだったら元々なかったお金だと思ってください。
2022年11月時点では、世間から見れば投機的に見えますが、今後成長し、世界的な決済手段となりうる成長性があります。
積立投資をしておけば損失をかかえても、今後のことを考えたら大きな損失でない限りは仮想通貨を持ち続けるのがいいです。
一度預けたら、貸出期間内でやめれない
レンディングで一度貸し出した仮想通貨は取引所にもよりますが、特定の期間内は解約することができません。
価格が上がって、「いまなら、利益がでるから売りたい」と思っても、売ることはできません。
ただし、このデメリットも積立投資が前提なら気にする必要はありません。
取引所が倒産する可能性がある
取引所も企業が運営しているので、倒産のリスクはゼロではありません。
倒産すると、貸し出していた資金が返金されるとは限りません。
仮想通貨のレンディングには明確な金融保証がないため、聞いたことなかったり、不安だなと思う運営会社の利用はやめましょう。
後ほど私が紹介する取引所は、個人的には安心できると思っていますが、100%倒産がないということではありません。
レンディングができる取引所
- BitLending(ビットレンディング)
- GMOコイン
- コインチェック
BitLending(ビットレンディング)
ビットレンディングは最高利率8%ととても高いです。
また、貸し出し申請をだすとすぐ承認されるので、すぐ貸し出しを始めることができます。
扱う仮想通貨もあなたが始めに購入するビットコインやイーサアリムなど扱っています。
貸し出すための最低数量はビットコインは0.01BTCでイーサアリムは0.1ETHです。
2022年11月26日時点、0.01BTCは23,100円ほどで、0.1ETHは16,920円とハードルが低く始めやすいです。
0.01BTCと0.1ETHと低い貸し出し数量で不労所得を得ることができるので、お得です。
ビットレンディングはレンディングに特化したプラットフォームなので、仮想通貨の売買をすることはできません。
他の取引所で仮想通貨を購入して、ビットレンディングに仮想通貨を送金することになります。
GMOコイン
GMOコインは貸暗号資産のベーシックとプレミアムでレンディングをすることができます。
ベーシックの場合は仮想通貨によって異なりますが、年率1%~年率8%を得ることができます。
貸出コース（期間）の選択が可能で、まず試しに始めてみたいなという方は短い期間を選択できます。
ベーシックについての詳細はこちらのGMOコインの公式HP
プレミアムの場合は年率15%以上とベーシックと比較して、高い利率です。
貸し出し期間はベーシックよりも短い場合があり、最短で1週間、最長でも2ヶ月になります。
貸し出した暗号資産は返還時に日本円で受け取る可能性があります。
プレミアムについての詳細はこちらのGMOコインの公式HP
GMOコインでレンディングを始めてみたい方は、ベーシックの利用がおすすめです。
口座開設の手順はこちらになります。
コインチェック
コインチェックは貸暗号資産アカウントを登録することで、レンディングを始めることができます。
コインチェックの口座が開設済みなら、10秒で貸暗号資産アカウントを登録できます。
最大年率は5%とビットレンディングやGMOコインと比較したら低いです。
しかし、14日間や30日間など短い期間で18種類の仮想通貨を貸し出すことができます。
コインチェックで仮想通貨を売買している人は、コインチェックの貸暗号資産を利用してみてください。
口座開設の手順はこちらになります。
まとめ
金利と貸し出し期間、対象仮想通貨を比較しています。
ビットレンディングは年率8%で1ヶ月から貸し出すことができます。
GMOコインは対象仮想通貨が23銘柄ととても多いです。
コインチェックは18銘柄で14日間と短い期間から貸し出すことができます。
| 利率 | 貸し出し期間 | 対象仮想通貨 | |
| ビットレンディング | 8% | 1ヶ月〜 | 5銘柄 |
| GMOコイン | ベーシック：1%~8% プレミアム：15%以上 | ベーシック：1ヶ月か3ヶ月 プレミアム：1週間〜2ヶ月 | ベーシック：23銘柄 プレミアム：3銘柄 |
| コインチェック | 1%~5% | 14日間 30日間 90日間 180日間 365日間 | 18銘柄 |
BitLending(ビットレンディング)がおすすめ
レンディングができる取引所を紹介しましたが、特におすすめの取引所はビットレンディングです。
ビットレンディングをおすすめする特徴は3点になります。
- 高い利率ですぐ貸し出しができる
- 1ヶ月以降は自動更新・途中解約ができる
高い利率ですぐ貸し出しができる
ビットレンディングの貸し出し利率は8%と、国内のレンディングでも高い水準です。
他の取引所と比較しても、高い利率だとわかります。
高い利率であるにもかかわらず、貸し出し申請はすぐ承認されます。
貸し出し申請をしても、承認されなければ貸し出すことはできません。
他の取引所は申請してから数週間かかったり、そもそも貸し出し募集がされていない仮想通貨もあります。
昨年の10月にCoincheckでレンディング申請してた0.4BTCが、今日やっと貸し出された・・
— さるすべり＠いなかマネー (@sarusuberi_im) November 24, 2022
GMOコインで貸仮想通貨（レンディング）を始めようかと思いましたが、受付していませんね。もうGMOコインはレンディングやめたのですかね？#GMOコイン #レンディング pic.twitter.com/kFSPPshrr9
— NFT工業高校 (@NFTTHS) May 5, 2022
ビットレンディングは申請をしてからすぐ貸し出せるので、まつ必要はありません。
貸し出すまでの時間をまつ必要がないので、レンディングの恩恵をすぐ受けることができます。
ビットレンディング始めてみました❣️
年利はなんと8%！！
承認の翌日からすぐに運用できるのはメリット大✨
コインチェックの承認をずっと待ってたのがもったいない〜😅
ガチホ中なら絶対おすすめ！— こりん｜投資ママの仮想通貨ブログ♪ (@colingo9186) August 6, 2022
1ヶ月以降は自動更新・途中解約ができる
ビットレンディングの最短貸出期間は1ヶ月です。
最短貸出期間について教えてください？
「BitLending」の最短貸出期間は1ヵ月となっております。
「BitLending」に暗号資産を貸し出す際、実行日(当社が通貨の受取を処理した日の翌日)より1ヵ月経過前の「即時返還」もしくは「末日返還」での返還申請は却下されます。
公式HP ビットレンディング
1ヶ月目以降であれば、いつでも途中解約できます。
さらに途中解約手数料も発生しません。
他の取引所であれば、決まった期間内で解約することはできません。
途中解約手数料と送金手数料について
お客様が貸し出した暗号資産の返還を希望される際、もしくは解約を希望される際に、BitLendingでは途中解約手数料をいただいておりません。
しかし貸し出した暗号資産の返還に際し、各ブロックチェーンの送金に必要なネットワーク手数料はお客様のご負担となります。返還を希望される暗号資産の数量からネットワーク送金手数料を差し引いた数量が返還されます。
公式HP ビットレンディング
1ヶ月目以降は何もせずほったらかしていても、自動的に増えていきます。
増えた分は元本に含まれて、複利としてどんどん増えていきます。
さらに、元本に積み重ねって増えていくので、複利で増えていきます。
細かい口座開設方法はこちらです。
レンディングを行うときに気をつけたいこと
レンディングを行うときに気をつけたいことは次の2つです。
- レンディングで得た仮想通貨に税金がかかる
- 取引所によっては貸しだすときに送金手数料がかかる
ひとつずつ紹介していきます。
レンディングで得た仮想通貨に税金がかかる
税金がかかるタイミングとしては貸し出し期間が終了し、利子相当の仮想通貨と一緒に返してもらったときになります。
レンディングで得た仮想通貨に対して、税金がかかります。
例えば、1BTCを貸し出して、0.05BTCを利子として受け取っと場合、0.05BTCに税金がかかります。
税金は取得価格で計算されることになっています。
例えば、0.05BTCを受け取ったときの、1BTCの時価が200万円だった場合、10万円を受け取ったことになり、10万円が税金として計算されます。
税金が発生するタイミングは20万円を超えた場合です。
得た仮想通貨で20万円未満だとしても、副業などで得た収入とあわせて20万円を超えた場合は税金が発生します。
そして、20万円を超えた場合は確定申告を行う必要があります。
もし、20万円を超えそうなときは、その時調べるようにしましょう。
取引所によっては貸しだすときに送金手数料がかかる
おすすめで紹介したビットレンディングはレンディングに特化したプラットフォームなので、他の取引所もしくはウォレットから仮想通貨を送金する必要があります。
他の取引所もしくはウォレットから送金する場合は、送金手数料がかかってしまいます。
あなたが保有している取引所で送金手数料や送金最低数量を確認しておきましょう。
ビットレンディングへの送金におすすめの取引所はGMOコインです。
GMOコインは送金手数料が無料です。
送金最低数量は0.02BTCで、2022年11月23日時点の日本円だと46,000円くらいです。
ただし、全数量を送金する場合、0.02BTC以下でも送金できるので、ビットレンディングの最低貸し出し数量の0.01BTCでも送金することができます。
まとめ
今回は仮想通貨のレンディングについてやメリット・デメリット、おすすめの取引所を紹介しました。
仮想通貨のレンディングとは、取引所に仮想通貨を貸し出すことで、利子として仮想通貨を得ることです。
仮想通貨のレンディングのメリットは難しい知識を必要とせず、手間もかからず、高利率で貸し出すことができます。
デメリットは貸し出し期間中は途中解約できず、価格変動によって下落する可能性があります。
当サイトのおすすめは貸し出し申請がすぐ通る、BitLending(ビットレンディング)です。
以下の記事では「ビットレンディングで仮想通貨を貸し出す方法」について解説しているので、こちらの記事を併せて読んでみてください。
仮想通貨の積立投資を始めて、ある程度仮想通貨が貯まってきたので、レンディングで仮想通貨を増やしたい人は読んでください。
超初心者向けの仮想通貨の積立投資のロードマップで、仮想通貨積立投資をやったことない人がゼロから積立するまでについて書いてあるので、是非読んでください。
仮想通貨積立投資のメリット・デメリットや仮想通貨積立投資がなぜいいのかも紹介しています。
